
iPhoneのコントロールセンターを徹底解説(iOS14版含む)
はじめに
目次
iPhoneには説明書がついてこないゆえに、普段何気なく使っている機能がたくさんあるはずだ。
使い方をしっかり理解しているつもりでも、こんな使い方もあるんだなぁと新しい発見があったりもする。
今記事ではコントロールセンターの使い方を私が知る限り精一杯お伝えするので、その中であなたにとって新しい発見があると嬉しい。
※iOS14版という表記
で、やらせてもらうのは今回の検証で使うiPhone11ProMaxとiPhoneSE(初代)のうちiPhone11ProMaxがiOS14のため。
今のところ特別な違いはあまり感じていないが、多少違うところもあるかもしれないので一応表記しておいた。
この記事でやっているのに自分のiPhoneでは出来ないという人はiOSのバージョンの違いによるものがあるかもしれないということをご了承いただきたい。
コントロールセンターとは?
iPhoneXシリーズでは画面右上から下にスライド。
それ以外では画面下から上にスライドすることで現れる。
iPhoneの主な機能に直接アクセスできるもので、Wi-FiやBluetoothなどを直接オン・オフできる。
『設定へのショートカット』と言ったほうが分かりやすいかもしれない。
ちなみに初めて実装されたのはiOS7の頃。
大幅にUIデザインが変わり、機能も超強化された今でも記憶に残るバージョンだった。
コントロールセンターで出来ること。
機内モード・モバイルデータ通信・Wi-Fi・Bluetoothのオンオフ切り替え。
左上の赤枠で囲った部分、飛行機のマークから時計回りに『機内モード』『モバイルデータ通信』『Wi-Fi』『Bluetooth』のオンオフを切り替えることが出来る。
さらにその部分を長押しすることで、メニューが拡張され『インターネット共有(デザリング)』『Airdrop』のオンオフ切り替えまで行えるようになる。
さらにさらにメニューを拡張した状態でアイコンを長押しすると
『Wi-Fi』『Bluetooth』『Airdrop』の3つは、繋ぐ機器の選択や、Airdropの許可範囲も設定できるようになる。



オンオフだけだと思ってる人意外と多いんじゃないだろうか。
画面の向き固定。
矢印のアイコンをタップして赤くなると画面の向きが固定される。
もう一度タップしてモノクロになると固定が解除され、iPhoneを横にすると画面も横になるようになる。
寝転がりながらiPhoneをいじることが多い人は画面の向きは固定しておいたほうが使いやすい。
おやすみモードのオンオフ
先程のアイコンの右隣、三日月のアイコンでおやすみモードのオンオフが切り替えられる。
さらにこちらも、長押しすることでおやすみモードをオフにする時間を選ぶことが出来る。
一番下のスケージュールをタップすると設定アプリに移動し、詳細設定を行うことも可能に。
ミュージックなどのコントロール。
ミュージックやYouTubeなどの現在再生しているものを一時停止したりスキップしたり出来るコントロール画面。
何も再生していない時にタップするとミュージックが再生される。
画面ミラーリング
MacやAppleTV、対応テレビにiPhoneの画面をそのまま移すことが出来る。
ちょっとした裏技だが、動画ストリーミングサービスの中にはAppleTVなどでの再生を許可していないものもあったりするのだが、画面ミラーリングなら少し画質は落ちるものの、テレビなど大画面で見ることが可能になる。
画面明るさ・音量のコントロール
スライダーで画面の明るさと音量をコントロールすることが出来る。
明るさの方は長押しすると
『ダークモード』『NightShift』『TrueTone』の設定も可能。
音量の方も長押しは出来るがスライダーが大きくなるだけなので、細かく音量が調整できる以外にメリットはない。
カスタマイズ出来るショートカット
ここから下の機能は自分でカスタマイズ出来る。
カスタマイズと入っても全てのアプリが対象ではなく、Appleが準備した純正アプリのみとなる。
Appleが準備してくれたショートカットの中から好きなものを配置すると言った形だ。
設定アプリから設定を行うことが出来る。
設定アプリ→コントロールセンターとタップしていくと出る画面がコントロールセンターのカスタマイズ画面だ。


ここでコントロールセンターに表示させたいものを選択していく。
自分がよく使うものを選んでいこう。
選び方のコツとしては、iPhoneのホーム画面に置くほどのアプリではないけど、アプリ内のこの機能は使うんだよなぁというものをチョイスしていくこと。
そしてこの機能はわざわざここで起動しなくても他のとこで起動できるよな?というのもポイントだ。
例を上げていくと、『QRコードリーダー』
この機能はわざわざここで立ち上げなくてもカメラを起動することでQRは読み込める。
コントロールセンターにカメラのショートカットを置いておけば一石二鳥となるのだ。
『ダークモード』もそう。
先ほど説明したように明るさのスライドバーを長押しすると拡張メニューが出るので、そこからダークモードのオンオフは切り替えられる。
これらのことを気にして選んでいくとより効率的にコントロールセンターをカスタマイズ出来る。
まとめ
いかがだっただろうか?
コントロールセンターは、使わない人は殆ど使わないかもしれない。
ただ少しでも使う人は今回の記事の内容を頭に入れておくと、今後かならず役に立つはずなので参考にしていただけたらと思う。